日差しが気になる季節になりました!
日焼けは女性にとって天敵。
しかもアメリカの日差しは日本よりも強い!しっかり対策したいですよね!
今回はアメリカの日焼け対策に理解すべく紫外線について取り上げたいと思います。
日焼けと紫外線
まずは日焼けと紫外線についてです!
いまさら聞けない・・・日焼けの原因
いきなり質問ですが、
日焼けは何が原因かわかりますか?
答えは
「紫外線」
です!
紫外線によって日焼けし、肌の老化となるしわやたるみの原因を作ります。
老け顔は日焼けが作ると言っても過言ではないんですよ〜・・・。
ひぇー
紫外線の種類
そして紫外線に種類があるのをご存知ですか?
紫外線は全部で3種類あり、それぞれ肌への影響が違います。
特に注意したいのは紫外線AとB。
紫外線の種類 | 症状 | 結果 | 日焼け止め |
紫外線A(UV-A) | 肌の表面が赤くなる炎症を起こす | シミやそばかす |
PA PA++以上がおすすめ。 |
紫外線B(UV-B) | 肌の内部に届き、活性酵素を作る(=老化の原因) | シワやたるみ | SPF |
紫外線C(UV-C) | ー | ー |
また紫外線Aは日常生活でも浴びやすいもの、紫外線Bは海や山などで浴びる紫外線で「レジャー紫外線」とも言われるそうです。
追記2018.4.14:紫外線Bは窓でブロックされますが、紫外線Aはブロックされないため、家や車の中に入る日差しに注意が必要。
私のシミは紫外線Aのせいだったのね・・・
紫外線のレベル
紫外線についてもう一つ知っておきたいことは、紫外線のレベル(強さ)です。
紫外線のレベルを表したものを「UV Index(インデックス)」と言います。
レベルは1〜11まで。
こちらは環境庁の紫外線マニュアルに書かれていたUVインデックスをまとめたものです。
左からインデックス数値、紫外線の程度、対策になります。
紫外線が強ければ強いほど注意が必要です。
紫外線が強い地域(州)と調べ方
紫外線が強い国 トップ5
ちなみに世界的にみて、紫外線が強い国はどこでしょう?
1、オーストラリア (UV Indexの強さ8−11)
オゾン層の薄い部分に位置し、夏季にはUV指数が非常に高くなることがあります。
2、ニュージーランド
オーストラリアと同様に、オゾン層の薄い地域に位置しており、UVが強いです。
3、南アフリカ
赤道近くに位置し、日光が直射するため、UVが強い地域です。
4、アルゼンチン
赤道に近いため、日光が強く、UVが強いです。
5、インドネシア
赤道に近い位置にあり、日光が強いため、UVが強い地域となります。
やはり、赤道の近くやオゾン層が薄い地域は紫外線が高い傾向があります。
オーストラリアでは紫外線による病気や炎症のおそれもあり、日焼け防止への意識や紫外線の教育がされています。
日焼け止めなしでは怖い!
紫外線が弱い国
北極に近い国はやはり紫外線も低いです。
アイスランド、ノルウェー、フィンランド、アイルランドです。
太陽の日照時間が少ないのでビタミンDを摂取することが大事だとか。
アメリカで紫外線が強い州 ランキング
ではアメリカはどうでしょう?
EPA(米国の環境庁)のサイトによると、ラインキングは次のとおりです!
1位 ハワイ
2位 アリゾナ州
3位 フロリダ州
4位 ネバダ州
5位 カルフォルニア州
ハワイって意外!温暖な気候だけど、UVはトップ1位!
すべて日本人にも人気のエリアだね!
少し補足すると、1位はビーチが有名ですね。ハワイは赤道から近いのがUVが高い理由です。2位アリゾナ州は州の大半は砂漠地域。3位のフロリダ州は旅行者や退職後の定住地としても人気エリア、4位ネバダといえば、ラスペガス!他にもハイキングやゴルフで人気の場所。
アメリカの環境保護団体の一つ、EPA(United States Environmental Protection Agency)ではアメリカの紫外線データを発表しています。
下の図は2018年4月の時点での紫外線マップ。
数字はUVインデックスです。(数値が高いほど紫外線は強くなります。)
みなさんのお住いの地域はどうですか?
UVインデックスの調べ方
「自分が住んでいる場所の紫外線の強さを知りたい!」という人こちらがおすすめ。
世界のどの都市でも入力すると、UVインデックスと対策が表示されます!
[追記]以前紹介したsunvurnmap(http://sunburnmap.com)というサイトは有料になったので、他のサイトを紹介します!
(1)アメリカ政府の気象予報センター(Climate Prediction Center )から調べられます。
以下のリンクをクリックすると、その日のUVの強さがわかります。
https://www.cpc.ncep.noaa.gov/products/stratosphere/uv_index/uv_current_map.shtml
ぜひお住いの紫外線量についてチェックしてみてくださいね。
アメリカが日本より紫外線が強い理由
アメリカが日本と緯度が似ているのになぜ紫外線が高いのでしょう?
理由は様々ですが、アメリカの広大な地形や日照時間の傾向も大きいです。
これを見てください!カリフォルニアを含む、中心から西側はロッキー山脈で標高が高い!
標高が高いとそれだけ紫外線は強い!
私が住んでいたコロラド州の都市は標高が約1800m、それに比べ東京は40m。
日焼け止めを塗っていたのにも関わらず。2年で大きいシミができました。(泣)
また、アメリカは日照時間も異なります。
日本だと朝起きて5時くらいには薄暗くなりますよね。
アメリカや韓国は季節によっては8時くらいまで明るいことも。
またカリフォルニアのような都市部では車の排気ガスや工業地帯で紫外線が強くなることもあります。
やっぱり海外では紫外線対策をしっかりしたほうがいいですね。
紫外線クイズ
知っているつもりで曖昧になっていませんか?
紫外線についてどのくらい知っているかチェックしてみましょう!
- (1)曇りの日は日焼けしにくい?
-
× 曇りの日でも紫外線は80パーセント以上通過します。日焼け止めは必須。
- (2)水の中では日焼けしにくい?
-
× 水の中でも日焼けします。むしろ、水による反射は紫外線の量を増やします。
- (3)山は涼しいので、紫外線の影響は少ない?
-
× 標高が高ければ高いほど紫外線の量は多くなります。
標高1000M上昇するごとに紫外線は10〜12%上昇!富士山の頂上はやばい! - (4)雪や砂の上は紫外線の影響はない?
-
× 地面によって紫外線の反射率は異なります。
(新雪は80%、砂浜10〜25%、水面10〜20%、コンクリート10%) - (5)日焼け止めを塗れば長時間日焼けしても大丈夫?
-
(5)× 日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直しましょう!
参考サイト 環境庁の紫外線マニュアル
あなどれない、日焼け止め。。
まとめ
いかがでしたか?
紫外線について知っておくと正しい日焼け止め対策ができます。
上手に付き合っていきましょう!
アメリカの日焼け止めについての記事もみてみてください。
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