アメリカでおすすめの市販薬が知りたい!
日本の薬は持ち込める?
アメリカでは、薬局やスーパーマーケットなどで簡単に購入できる市販薬が購入できます。
日本から薬を持ってくるのもいいのですが、生活も長くなるとやはり現地での薬購入が便利です。
ただはじめのうちは、実際にどの薬がいいのか判断に迷いますよね。
アメリカでおすすめの市販薬
市販薬の基礎情報や英語の言い方
購入場所や方法
アメリカへの薬の持ち込みについて
今回の記事では、海外生活10年以上になる私がおすすめの薬や基礎情報について詳しくご紹介します。
アメリカでおすすめの市販薬(症状別)
旅行、留学、移住でも海外で病気になったら大変です。
いざというときのためにも市販薬を購入したいもの。
アメリカで市販薬が購入できる場所
メリット | デメリット | |
(Walgreens,CVS ,Rite Aidなど) | ドラックストア便利な場所にある。 市販薬を広範囲に扱っている 薬剤師や店員がいて相談できる | 少し高めの価格設定 地域によって品揃えがバラバラ |
大型スーパー(Walmart, Target) | 食品と一緒に買い物ができる セールや割引がある | 品揃えが限定的なことも 薬剤師の相談が難しい |
オンライン(Amazon, Walmart) | 24時間いつでも購入できる レビューがある 割引やクーポンがある | 配送に時間がかかる 急に必要なときは不向き ⇨余裕をもって購入がおすすめ。 |
【備考】 1* 購入時にID提示が必要なことがある。地域の法律や医薬品による。 2* IDパスポートや運転免許証など年齢確認できる身分証明書を持参。住所確認の有無は州による。 |
アメリカに住むなら、かかりやすい風邪薬、胃薬、軟膏などは常備しておくのがおすすめです。(Amazonなどで余裕をもって購入すると安心)
風邪薬(インフルエンザ)
Tylenol Cold & Flu (タイレノール)
Tylenol Cold & Fluは鎮痛剤、解熱剤として広く使用されています。アセトアミノフェンを主成分とし、発熱、頭痛、鼻づまり、咳、体の痛みを全般の症状を軽減します。ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)のブランド。錠剤や液体もあり。Daytime(昼間用)とNighttime(夜間用)があります。 photo by https://www.tylenol.com/
【販売価格】 8ー15ドル(内容量による)
風邪薬のなかで使った中で効果があったので家に常備しています。
お財布にもやさしい。
DayQuil/NyQuil (Vicks) (デイキル/ナイキル)
DayQuil/NyQuilは昼間は非睡眠剤、夜用と夜は睡眠を助ける成分が含まており、24時間症状に対応できます。成分は、鎮痛剤、解熱剤、抗ヒスタミン剤、去痰剤などが含まれ、症状を速やかに和らげます。錠剤、液体形式で入手できます。
[販売価格]15−25ドルくらい(内容量による)
photo by https://vicks.com/
咳止め(痰止め)
Mucinex (ミューシネックス)
長時間効果が持続し、特に胸部の痰(たん)や咳に効果が高いのが人気の理由です。12時間時間効果が持続。1タブレット(1200mg)42錠パック。
主な成分はグアイフェネシン。主に風邪、気管支炎など呼吸器疾患に効果を発揮。
[販売価格]20ー25ドルくらい(内容量による)
photo by https://www.mucinex.com
痰(たん)や粘液に悩む人々に人気があります。
鼻づまり、花粉症、アレルギー鼻炎
Zyrtec-D (ジルテック-D)
アレルギー性鼻炎や花粉症などのアレルギー症状を効果的に管理します。成分は抗ヒスタミン剤であるセチリジンと、鼻づまりを緩和するための血管収縮剤である擬交感神経刺激薬である擬交感神経刺激薬のペイリンドロミンの組み合わせです。、一日一回の服用で、24時間の持続的効果を発揮。
photo by https://www.zyrtec.com/
【販売価格】 20〜30ドル(内容量による)
花粉症がひどかったのですが、ジルテックのおかげでくしゃみ、鼻水が楽になりました。特にひどいときは服用しています。
Claritin(クラリチン)
ロラタジンとプソイドエフェドリンの複合薬で、アレルギー症状と鼻づまりの両方に効果があります。24時間持続。花粉症、ペットアレルギー、ダストアレルギーなど、さまざまなアレルギーに対応することができます。
photo by https://www.claritin.com/
【販売価格】 15〜20ドル(内容量による)
胃薬
Tums(タムス)
即効性/低価格/安全性/フレーバーが豊富/飲みやすい
強力な胃酸の中和作用を持ち、消化不良や胃酸過多などの症状を安全に短時間で和らげます。様々なフレーバーがあり、一般的に「Tums Extra Strength(タムス エクストラ ストレングス)」が人気があります。低価格でお財布にやさしいです。甘くて美味しい(笑)
photo by https://www.tums.com/
【価格設定】8〜10ドル (140錠入り)
軟膏(擦り傷、火傷)
強力な殺菌効果/抗生物質/傷の治りを促進/抗生物質
抗生物質として有名。傷口に塗ることで感染を防ぎ、炎症を軽減します。3つの主な成分(ネオムシン、ポリミキシンB、およびバシトラシン)を含み、強力な殺菌効果を発揮。火傷にも効果。一番人気商品は「Neosporin Original Ointment」(オリジナル商品)です。
photoby https://www.neosporin.com/
アメリカの市販薬の基本知識
アメリカへの薬の持ち込み
結論から言うと、一般的な市販薬は持ち込み可能です。(税関の許可も不要)
ただし、持ち込めない例外の薬もあります。
例えば、麻薬や覚醒剤、アメリカとは異なる特定の処方箋(オピオイド系の鎮痛剤や睡眠薬)、医療用大麻やCBD製品など規制があるとか。不明点などは事前にアメリカの税関や関連機関に問い合わせたり、もしくは医師や薬剤師に直接問い合わせましょう。
英語で「市販薬」は何と言う?
アメリカの市販薬は英語で「OTC(Over-The-Counter)オーバー・ザ・カウンター」といいます。
一方で、処方箋が必要な薬は“Prescription プリスクリプション(medication)”と呼ばれます。
アメリカの抗生物質
英語で抗生物質を「antibiotics(アンティバイオティックス)」です。
アメリカの抗生物質は、一般的に医師の処方箋が必要です。
これらの薬は細菌感染症を治療するために用いられますが、ウイルス感染症には効果がありません。
(インフルエンザのようなものはウィルスなので効きません)
抗生物質の過剰な使用は、耐性菌の増加や副作用のリスクを引き起こす可能性があります。
医師の診断と処方の指示に従い、正しい用法を守ることが重要です。
TylenolとIbuprofenの違い
Tylenol(タイレノール)はおすすめの市販薬で紹介しました。
似ているもので、Ibuprofen(アイビュープロフィン)という鎮痛剤があります。
Tylenol(アセトアミノフェン)とIbuprofen(イブプロフェン)両方とも鎮痛剤で病院でもよく聞きます。
若干違いがあります。
Tylenol・・・痛みに効果あり。胃にもやさしい。
Ibuprofen・・痛みと熱の両方に効果的。効果の持続時間も長いです。
Ibuprofenは強力な解熱作用があります。胃腸系への影響や血液凝固への影響があるため、胃潰瘍や出血リスクがある場合は注意が必要です。どちらの薬を選ぶかは、個々の症状や健康状態によって異なります。一般的な痛みや発熱にはどちらも有効ですが、特定の痛みや炎症に対しては医師の指示に従うことが重要です。
適切な使用量と使用頻度を守り、胃腸系や血液凝固に関するリスクを理解することも重要です。
まとめ
アメリカでの生活に慣れるまでは、市販薬の選び方ひとつでも戸惑いますよね。
アメリカの薬は強いなど日本で言われますが、正しい知識を身につけ薬と上手に付き合いましょう。
また大事なことは自己判断をせず、不安な点は薬剤師やお医者さんに相談することです。
記事がお役にたてば幸いです!