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アメリカで家を買いたい人!不動産購入の流れと実際の体験談を紹介します! 

アメリカで家を買う

アメリカで家を購入してもうすぐ1年!

日本でもそうですが、家を購入することはやはり人生の大きなお買い物。

外国だと日本とは勝手が違うので、苦労しました。

今回はアメリカで家を購入するまでの流れと体験談をあわせて紹介します。

これからアメリカで家を買おうと検討中の方の参考になれば幸いです。

こちらの記事もあわせてどうぞ♪

アメリカで家を買うときの大まかな流れと私の体験談を一緒にまとめてみました。

目次

家を購入するまでの流れと体験談

1. 銀行や仲介業者にローンが組めるか確認。

家を買う前に、銀行や仲介業者(モーゲージ・ブローカー)にローンが組めるかどうか早めに確認します。

銀行や仲介業者も1つだけ聞いて決めてしまうのではなく、いろいろ当たってみるといいでしょう。

私たち夫婦は知り合いの紹介で3〜4社仲介業者を当たりましたが、各社ローンが組める金額や、利率が違いました。

結局知り合いが数ヶ月前にお願いした仲介業者さんが、一番利率も低く、対応も迅速だった業者さんにそこに決めましたが、手間でも複数の仲介業者に当たってみることは大事だと思いました。

またすぐに1社決めなくても家を探しながら、どこでローンを組むか決めても大丈夫ですし、不動産エージェーントが紹介してくれることもあります。納得できるところで決めてくださいね。

ちなみにある他のサイトではアメリカでは家を購入する際に、銀行でローンを組むより、仲介業者(ブローカー)に頼む方が多いそうです。

2. 不動産のエージェントを探す。

そしてローンのほうもすすめながら、実際の家の物件を探していきます。アメリカではほとんどの場合、不動産のエージェントと契約して、一緒に家探しを行います。

アメリカのエージェントも日本同様、部屋を紹介してくれたり、一緒に部屋を見学するときにアドバイスをくれたり、家購入の契約までのお付き合いになります。

私たち夫婦の場合は、夫の同僚に紹介してもらいました。実際に数名から「いいエージェントだ」と聞いたので、即決。

エージェントを探す方法は、

・知り合いの紹介

・売り出し中の看板のエージェントに電話

・ネットで探した物件に記載されているエージェントに電話

・銀行や仲介会社の紹介

などいろいろあります。

いいエージェントに出会うのがいい家に出会う秘訣といっても過言ではないかも!

当時、私たちはエージェントに頼むと、「仲介料と取られたり、押し売りされるのでは?」という悪いイメージがありました。

実際に仲介料を払うのは家主(売る側)。買い手が払うことはないんだとか。

そのことも知らず、最初はネットで探したり、自分たちが住みたいと思うエリアに足を運び、売り物件の看板が立っているところを探していた私たち。

実際に売り出し中の家の前の看板に記載されているエージェントの電話をかけていましたが、結局電話をした90パーセントの物件がSOLD OUT!

ネット掲載されている物件や看板が立っている家はタイムラグがあるらしく、また売り手市場だったこともあり、自分たちで正確の情報を得るのに限界を感じて、最後はあきらめてエージェントにお願いしました。

エージェントなしで探すのは結構大変かもしれません。逆にいいエージェントに出会えればいい家に出会う確率も高くなるかも!?

3. エージェントが決まったら、実際に物件見学!

不動産のエージェントが決まると、売り出し中の物件のリストを送ってくれます。

ネットに掲載されているものはタイムラグがありますが、エージェントが送ってくれるリストはほぼリアルタイムで更新されているので情報はかなり正確。

リストから気になる物件をリストアップし、エージェントに伝えると時間の都合をつけて物件の見学に連れて行ってくれます。

私たち夫婦は6〜7件ほどの物件をリストアップしてすべて見学しましたが、ラッキーなことに初めての物件見学した日に気に行った家に出会い、2度見学してオファー(購入希望)を出しました。

私の知り合いは30物件以上みて決めたという強者がいます。エージェントも嫌な顔せずに付き合ってくれたそうですが、彼女は今の家にとても満足しています。大きい買い物ですから、妥協せずに自分が気に入った家に決めましょう!

運命の家は家の方から現れてくれますよ!

4. 家の購入をオファーする

「家の購入をオファーする」というと、ピンとこない人もいるかもしれませんね。

つまり、家主(売り手)に「私はこの家を買いたい!」と購入を打診することです。

アメリカの場合、先着順で契約すれば家を購入できるのではなく、同じように物件の希望者がいればその中から家主(売り手)が誰に家を売るか決めることができます。

そのため買い手はオファーを出す時に、「現金で全額を払う」とか「設定金額よりも高い金額を払う」など売り手にアピールができます。

私たち夫婦の場合は、購入希望者が4人ほどいました。それぞれがどんなアピールをしているかは全くわかりません。ただエージェントから4人の中に「現金で全額払う」という買い手がいるという情報を聞きました。

私たちもエージェントも少しあきらめモードだったのですが、私たちが気に入った家だったので、エージェントのほうから「設定金額より高い金額でオファーするのはどうか」というアドバイスを受けました。提案通り、日本円で約100万円ほどプラスして金額を提示した結果・・・

その数日後、家主(売り手)が私たちを選んでくれました!!!無事オファー成立!本当に驚きました!

※必ずしもアピールが必要ではなりません。設定価格のままオファーを出す人も多いです。

5. オファーが成立したら、物件の検査(インスペクション)を行う

オファーが成立したら、プロ(インスペクター)にお願いして、次に物件の検査を行います。

例えば、空調整備、電気関係、屋根裏、排水、ドアの開閉などあらゆるところをチェックし、修理が必要なところがないかなどを見て、インスペクターが報告書を作成してくれます。

それをもとに修理の必要の有無など家主(売り手)と交渉をします。

ただし家主(売り手)にすべて細かく要求すると、逆に契約が破棄されることもあるので、自分で直せそうなところは目を伏せて、明らかに修理費用がかかる部分などについて交渉をするのがいいかもしれません

ちなみに私たちの家は空調がかなり古く(35年以上!)、故障のおそれがあるため、家主と交渉して家主(売り手)負担で1年間保険に加入してもらいました。

エージェントにどう交渉するか相談してみてください。

その後、エージェントと一緒に契約書、売買同意書などにサインを行います。頭金、入居日ななどについても記載されています。

6. いよいよローンの申込み&家の価値査定

家の検査(インスペクション)も終わり、家の値段が確定したら、ローンの申込みを行います。申し込みと同時に、銀行や仲介業者は「家の価値査定」も行ってくれます。

「家の価値査定」とは市場価格や家の状態により家の形が妥当なものが査定することです。実際の設定価格と家の価値に不当に差がありすぎる場合は、ローンは組めないそうです。

実際に価値が妥当なのかをみることなので、買う側としても安心です。ちなみに私たちは設定価格と家の価値査定の金額は同じでした。

7. 家の最終チェックと最終契約(クロージング)

いよいよ自分たちのマイホーム!!

アメリカでは入居前、家に不備がないか最終チェックを行い、最終の契約を行います。

この最終の契約のことを「クロージング」と言います。

クロージングでは、エージェントからびっくりするほどの分厚い書類が渡され、(100枚以上あるかも!!)丁寧に説明を受けながら、必要箇所に署名を行います。

クロジーングが終われば、あとは引越しになります!

まとめ

いかがでしたか?

アメリカと日本でもシステムが違うので大変ですよね!

私たち夫婦も不安なこともありましたが、いろんな人の意見を聞いたり、エージェントやローン会社も複数あたりながら、少しずつ経験値を上げていきました。あとは家を購入する人のためのワークショップがあって参加もしましたよ。

分らないことは聞いてみるが一番です。

私たち夫婦もはじめてのことばかりで苦労しましたが、最終的に自分たちが満足できる家に出会うことができました。

気に入った家が見つからないと気持ちがモヤモヤしますが、運命の家は必ず家の方から現れてくます!

あきらめずにがんばってくださいね!

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