アメリカで「どんな日焼け止めを使ったらいいんだろう・・」って悩んだことありませんか?
日本とは種類もメーカーも違うのでちんぷんかんぷん。
今回は日焼け止めのモヤモヤを解決すべく、アメリカでの日焼け事情やおすすめの日焼け止めなどについて調べてまとめました。
目次
1. アメリカの日焼け事情
アメリカと日本で日焼け止め事情も違います。
私がアメリカに来て感じた日本との違いなどについて書きたいと思います。
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1.1 日焼け止めのSPFがめちゃくちゃ高い!
日焼け止めに表記されている「SPF」。
シワやたるみの原因となる紫外線Bから守ってくれる強さを示すものです。
日本だと一番強くて50くらいですよね?
アメリカだとなんと70や100など驚くほど高い数値のものが売っているんです!
最初みたとき、驚きました!
この日焼け止めも「100」の数値が!!
Coppertone SPORT Sunscreen Lotion Broad Spectrum SPF 100
数値が高すぎても肌に悪そう!!
(使うのにとても抵抗があります。。。)
ただ皮膚科の先生によると、SPFは紫外線を防ぐ効果は30でも100でも効果はほとんど変わらないそうです。
大事なのは日焼け止めをこまめに塗ること。SPF30以上の肌にやさしいものをできれば選びたいですね。
1.2 日焼け止めにPAの表記がない
日本の日焼け止めでは当たり前の「PA」の表記。
資生堂アネッサの日焼け止めをみると・・・
こんな感じで「PA++」「PA+++」のような表記を見かけますよね。
PAは紫外線A(UV-A)から肌を守る強さを示すものですが、表記があるのは日本や韓国など一部の国だけなんだとか。
海外の日焼け止めを購入する際は、
「Broad spectrum(ブロード・スペクトラム)」という表記があるものを購入しましょう!
「Broad spectrum(ブロード・スペクトラム)」って何?
ブロードは「広い」、スペクトラムは「波長」で「広く紫外線の波長を防ぐもの」という意味です。
※紫外線A、Bは波長の長さが異なる。
この表記で紫外線Aと紫外線Bの両方を防ぐ効果があることを示します。
◎こちらで紫外線について分かりやすくまとめています!
1.3 日傘は使わない
日本だと日傘を使う女性が多いのですが、アメリカでは見かけません。
お年寄りや病気の人で日傘をさすこともあるそうで、日傘に違和感があるようですね。
1.4 サングラスは必須
日本だとファッションの一部でサングラスをかけたりしますよね。
アメリカの俳優や女優さんをみて「かっこいいー」なんて昔は思っていましたが、アメリカに来て、そんなイメージはなくなりました。
アメリカではサングラスはファッションというより、「目を紫外線から守る」ためのもの!
サングラスをしないで出かけると日差しが強すぎて目を痛めます。
アメリカで外出する際は必ず持参してくださいね。
2. アメリカの日焼け止めの選び方と塗り方
日焼け止めは正しく使わないと効果も半減します!
ここではアメリカでの日焼け止めの選び方と塗り方についてまとめました。
2.1 日焼け止めの選び方
前述しましたが、日焼け止めを買う際は、
①Broad spectrum(ブロード・スペクトラム)
②SPFは30くらい
と表記があるものがおすすめです!
これは主人の日焼け止め・・
ただブランドによっても塗り心地、つけ感がいろいろ。
赤みやかゆみが出る場合は使用をやめ、自分の肌にあったものを使いましょう。
また海やプール、アウトドアの場合は、絶対ウォータープルーフの日焼け止め。
Water resistant(ウォーターレジスタント)と表記があるものを買いましょう。
※敏感肌の人について、下の方にまとめましたのでご覧ください。
2.2 塗り方
そして日焼け止めの塗り方です。
・外出する20分前に塗っておく。
・額、鼻、あご、ほほ、首、耳にも塗る。
・こまめに塗り直す。(2時間ごと)
ほかにも
・サングラス
・帽子
・長袖のシャツ
で日焼け対策をしましょう!
3.アメリカでおすすめの日焼け止め
アメリカで肌にやさしい日焼け止めを紹介します。
3.1 Neutrogena(ニュートロジーナ) SPF30
皮膚科医も推奨するブランドです。先ほど紹介した紫外線散乱剤です。
※紫外線散乱剤・吸収剤については後半に詳しく説明しています。
Helioplex(ヘリオプレックス)という技術はニュートロジーナが独自開発した技術。UV-A、UV-Bの両方を効果的にブロックすることができます。
肌が白くならず、べたつかず、よく伸びます。
【2019年3月追記】⬇︎
最近リピ買いしました。愛用中。
紫外線が強いと言われるオーストラリアでも人気がある商品です。
SPFは30から100まで何段階か用意されていますが、30あれば十分です。
日焼け止めを選ぶときに注目したい、
①Broad spectrum(ブロード・スペクトラム)
②SPFは30くらい
の表記がありますね!
3.2 Eucerin(ユーセリン)
ドイツ生まれで乾燥肌に悩む方に人気のあるブランド。
紫外線散乱剤と吸収剤の両方が含まれています。
少しベタつきはありますが、肌は白くなりません。
4. 敏感肌におすすめの日焼け止め
4.1 敏感肌には「紫外線散乱剤」がおすすめ
海外の日焼け止めが合わない方もいらっしゃいますよね。
もしかゆみや赤みが出る場合は、敏感肌向けの日焼け止めを使いましょう!
日焼け止めの種類は2種類あって、敏感肌には(2)がおすすめです。
(1)紫外線吸収剤
(2)紫外線散乱剤・・・敏感肌の人におすすめ。
日本では(1)の紫外線吸収剤の日焼け止めが多いそうです。
それぞれのメリット、デメリットをまとめると次のようになります。
(1)紫外線吸収剤 <紫外線を吸収するタイプの日焼け止め>
メリット
高いSPF値が出せる
デメリット
紫外線散乱剤に比べ、肌への負担がある。
つけ感
べたつかず、サラサラ。
→つけた感じがよく肌が白くならないのが人気!
ただ紫外線を吸収するため、肌の表面で熱を発するため肌に負担がかかる。紫外線が強くない季節にはいいかも・・。
(2)紫外線散乱剤 <紫外線を跳ね返すタイプの日焼け止め>
メリット
紫外線吸収剤に比べ、肌にやさしい
デメリット
SPF値が低いため、効果が短い。(こまめに塗り直せばOK)
つけ感
べたつき感、白浮きするものが多い。
→つけ感が苦手な人もいますが、肌に吸収されないため、かぶれにくい。
ではいきなり問題です。
日本で大人気の資生堂の「アネッサ」はどちらでしょう?
答えは・・・
「紫外線吸収剤」
です!!
でも資生堂のアネッサは50パーセントは美容液のため、
肌への負担が感じにくくなっているんですよ。さすがです♪
4.2 日焼け止めの見分け方
敏感肌用の日焼け止めの見分ける方法は
「商品の表記」をチェックすることです!
敏感肌用(紫外線散乱剤)には・・・
・Titanium dioxide 意味:酸化チタン 読み方:チタニック・ダイオキサイド
・Zinc oxide 意味:酸化亜鉛 読み方:ジニック・オキサイド
がパッケージの裏面にこれらの成分が表記されています。
4.3 敏感肌におすすめの日焼け止め
Neutrogena(ニュートロジーナ)BABY用
Baby用となっていても大人でも使えます。
5.まとめ
いかがでしたか?
日焼け止めは正しく塗ること、日焼け止め以外の対策(サングラスなど)もとても大事です。
紫外線と上手に付き合いましょう!