みなさんは英語で電話したときに、名前や住所のスペルを聞かれたことはありませんか?
電話口で正確のスペルを聞かれたとき、S、F、M、Nなど発音によっては聞き間違いしやすいものもあります。
今回はそんな英語の電話対応で覚えておきたいスペルの正確な伝え方についてお伝えします。
1. 電話で英語のスペルを正確に伝える方法
日本でも電話口で名前の漢字を伝える時に一字一字説明しながら伝えますよね。
例えば、「太田」さんなら「太(ふと)いに田んぼの田」、
「京子」さんなら「京都の京に、子どもの子」など。
英語でも名前や会社名、住所などの固有名詞となると、スペルは難しいですし、間違えると大きなミスにつながりかねないですよね。
そんなときは「フォネティック・アルファベット(フォネティック・コード)」!
聞いたとこありますか?
英語ではスペルを正確に伝える時にこのフォネティック・アルファベットを一般的に使用します。
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2. Phonetic Alphabet(フォネティックアルファベット)一覧表
Phoneticとは「音声の、音声に関する」という意味になります。
フォネティック・アルファベットもNATO版, USA版, Western Union版などがあります。
ちなみに私はNATOで覚えました。
またアメリカのコールセンターで働いていた外国人のお友だちもNATOを使っていました。
どのコードもよく使われるものなので、覚えやすいもので覚えてみてくださいね。
(NATOは軍関係で使われるというのですが、アメリカでどれが一般的なのか不明です・・)
ここではNATO版, USA版, Western Union版すべて紹介しておきます。
NATO Phonetic Alphabet
- A Alpha
- B Bravo
- C Charlie
- D Delta
- E Echo
- F Foxtrot
- G Golf
- H Hotel
- I India / Indigo
- J Juliet
- K Kilo
- L Lima
- M Mike
- N November
- O Oscar
- P Papa
- Q Quebec(ケベック)
- R Romeo
- S Sierra(シエラ)
- T Tango
- U Uniform
- V Victor
- W Whisky
- X X-Ray
- Y Yankee
- Z Zulu
USA Phonetic Alphabet
A Adam
B Boy
C Charlie
D David
E Edward
F Frank
G George
H Henry
I Ida
J John
K King
L Lincoln
M Mary
N Nora
O Ocean
P Peter
Q Queen
R Robert
S Sam
T Tom
U Union
V Victor
W William
X X-Ray
Y Young
Z Zebra
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Western Union Phonetic Alphabet
A Adams
B Boston
C Chicago
D Denver
E Easy
F Frank
G George
H Henry
I Ida
J John
K King
L Lincoln
M Mary
N New York
O Ocean
P Peter
Q Queen
R Roger
S Sugar
T Thomas
U Union
V Victor
W William
X X-Ray
Y Young
Z Zebra
3. 実際に電話口で話す時はどう使う?
「京子」という名前を説明する時、どう説明しますか?
多くの人が「京都の京、子どもの子」など「◯◯の◯」という形で話しますよね。
では英語ではどうでしょう?
私はMを説明するのに「MikeのM」というふうに説明するのかと思っていたのですが・・・
全然違いました!
例えば「Sato」さんだったら、
「Sierra, Alpha, Tango, Oscar(シエラ、アルファ、タンゴ、オスカー)」
とそのままフォネティック・アルファベットをつなげて伝えます。
「◯◯の◯」みたいな言い方は全然しないので、合わせて覚えておいてくださいね。
4. まとめ
いかがでしたか?
フォネティックコードを覚えるのも大変そうですよね!
それは英語圏の人も同じ。まずは覚えるところから。
まずは自分の名前をいうところから始めてみましょう。
使っているうちに自然に覚えていきますよ!
こちらの情報がお役に立てば幸いです!
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