みなさんは「イースター」ってご存知でしょうか?
最近は日本でイースターの家族イベントなども開かれて少しずつ知名度も上がってきていますが、まだ実際にどんなことをするのかピンと来ない人も多いのではないでしょうか?
今回はイースターの由来や海外での過ごし方などについて取り上げたいと思います。
日米のカレンダーも人気です。
目次
1.イースター(Easter)って何?
イースターは日本語で「復活祭」ともいいます。
キリスト教にとってとても重要な日!
その理由は「処刑されたイエス・キリストが死後3日後に復活したことを祝う日」だからです。
「死んだ人が生き返る!」というのはものすごいパワーとエネルギーを使うことだと思いませんか?そのイメージは寒い冬にずっと眠っていた新しい自然の息吹、誕生、すなわち春の訪れと重なるからでしょうか。
イースターは「”イエス・キリストの復活”であり、”春の訪れ”を祝福する日」になっています。
2 イースターはいつ?祝日なの?
ところで、イースターっていつなんでしょう?
ハロウィンとクリスマスと違って、なんかぼんやりしたイメージがありません?
というのも、イースターは毎年お祝いする日が異なるからです。
ちなみに2018年は4月1日(日)がイースターですが、2019年、2020年をみてみると・・ほら、ご覧ください!
2019年 4月21日(日)
2020年 4月12日(日)
バラバラですよね?
イースターは「春分を過ぎて最初の満月の次の日曜日」と決まっており、時期は3月下旬から4月の間になります。
必ず日曜日に行い、国の祝日としては制定されていません。
3.イースターのシンボルは?
すばり、「うさぎ」と「たまご」です!
お店でカラフルなのタマゴのおもちゃを目にしたことはありませんか?
なぜ「うさぎ」と「たまご」?シンボルの意味
うさぎは「イースターバニー(Easter Bunney)」と言われ、多産のシンボルとして縁起のいい動物です。聖書にもよく登場しますね。実際にうさぎは春に一度の出産で平均6〜8匹のたくさんの赤ちゃんを産むそうです。小さい体で驚きです!
たまごは「イースターエッグ(Easter Egg)」と言われ、生命の象徴のシンボルになります。「生命の象徴」というと難しいイメージですが、卵の殻を破って新しい生命が生まれることからイエス・キリストの復活と重なるんだそうです。
「うさぎ」と「たまご」の関係は?
でも、なぜうさぎと卵が出てくるのでしょう?
それは、昔ドイツで、イースターの日に貧しくてこどもたちに卵をあげられなかった女性のもとに、うさぎがやってきて庭に卵を産んだという伝説のお話が由来しているそうです。
4.イースターの日に何をするの?
キリスト教が少ない日本では特別にお祝いはしませんが、欧米ではとても大事な日になっています。どんな過ごし方があるのでしょう?
家・教会
大事なのは、家族や大事な人と一緒に過ごすこと。
卵料理などのごちそうを作ってみんなで一緒に食べたり、家の中や庭にイースターエッグやイースターバニーを飾ったりします。
こどもがいる家庭は自宅の庭で「エッグ・ハンティング(たまご探し)」なゲームをして遊びます。子どもは大好き!
また教会では集まりがあり、聖書を読んでイースターの意義を考えたり、語り合ったりするそうです。
会社・お店
イースターは日曜日なので、会社お休みです。スーパーやレストランも営業時間が変わることがあるので、行く前にチェックしましょう。
5.子供に大人気!イースターの遊びやゲーム
ここでは簡単にイースターで遊ぶゲームの名前と内容をお伝えします!
★エッグ・ペインティング(egg painting)・・・卵に自分の好きな色を塗ります。
★エッグ・ハンティング(egg hunting)・・・カラフルなイースターエッグを見つけるアクティビティ。
★エッグ・ロール(egg role)・・・卵を割らないように転がして遊ぶこと。
★エッグ・レース(egg race)・・・卵をスブーンにのせて、割らないように早く運ぶ。
小さい子から大人までみなで盛り上がりますよ!
こちらはエッグ・ハンティングの動画です↓
6.日本でのイベント
日本では毎年ディズニーランドで「ディズニー・イースター」というスペシャルイベントを開いているそうです。関連グッツもあり大人気!
7.まとめ
いかがでしたか?
今後、日本でもハロウィンやクリスマス同様、さらにいろんなイベントが開かれたり、関連グッツが増えてきそうですよね。
子どもがいる方はお子様と楽しむ日に、そして子どもがいない方も春の訪れを感じる日としてイースターの由来や意味を思い出していただければと思います。
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