フェイクニュースの番組をみての感想:情報を受け取る側も、読み手も知っておきたいこと

今回はすこし真面目な内容を取り上げてみました。

みなさん、フェイクニュースってご存じでしょうか?

それはインターネット上で事実でないことを発信する「嘘のニュース」のこと。

先日たまたまNHKで「フェイクニュース」の番組をみて、深夜なのに見入ってしまいました。

番組の詳細はこちらから。

今世界で深刻になっている問題です。

私も聞いたことはありますが、番組をみて驚愕しいろいろと考えさせられました。

フェイクニュースに振り回されないためにどうすればいいか?

発信する側に責任があるのか?それとも受け手(読み手)にも責任があるのか?

今回は番組をみて思ったことなどを書いています。

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1.  誰が、なぜフェイクニュースを流すのか?

なぜフェイクニュースを流すのか?

私は誰かが軽率な遊び半分でやっていると思ったんですが、

大半は「お金」目的。

ありがちな目的ですが、驚いたのはその金額。

番組はヨーロッパでも失業率が高く貧困率が高いマケドニアで取材。

そこに登場した大学生のある若者二人はネットで簡単にお金が稼げると先輩から誘われて、フェイクニュースを作りはじめたそうですが、なんと6ヶ月で稼いだお金はなんと日本円で700万弱。

例えば、「ある有名な芸能人が病気になった」などフェイクニュースを作りSNSで広め、自分のブロクへの誘導しアクセスを増やすことで広告収入を得て、毎晩飲み歩いていたり、ネット上でお金を稼ぐバーに行って情報交換をしているそうです。

嘘のニュースを作る側にそんなにもの大金が流れているのを知りショックを受けました。

他にも家族と一緒にフェイクニュースを考える中学生、フェイクニュースのやり方を教えるビジネスなども登場。

私がショックだったのは、フェイクニュースを流すことに、何の罪悪感や抵抗感もないことでした・・。

2. インターネットの光と影

皆さんはこういった現実をどう思われますか?

インターネットのおかげで、誰でも簡単に情報を自由に発信したり、世界と繋がることができるようになったのはとても素晴らしいことだと思います。

私が10代のときはネットがまだない時代。

情報源はテレビ、ラジオ、本または親や兄弟、先生など周りの大人がすべて。場合によっては価値観にも影響があり、世界が狭くなる可能性がありますよね?

インターネットは物理的な環境に左右されず、パソコン1台で豊富な情報を得られ、多くの人とつながることができるので本当に革命的でした!

でもそういったインターネットの輝かしい光の部分がある一方で、マケドニアのような現実は精神的に人を蝕むもの・・。本当の意味での豊かさとはかけ離れている気がしました。

強い光があるところに濃い影が付きまとう
ゲーテ

「欲望の経済史」というNHKの番組の最初と最後にいつも出てくるこの言葉を、このフェイクニュースの現実をみて思い出しました。

「物事にはいつもプラス面とマイナスな面がある」

ネットは誰でも簡単に情報発信ができるツールだからこそ、情報を発信する側も、受け取る側も情報に振り回されない知性と感性を鍛える必要があると思いました。

3. フェイクニュースに振り回されないためのヒント

私が大好きでよく聞くポッドキャスト「How I build this」という番組があります。

毎回有名な会社のCEOや創始者をゲストに招いて、会社の立ち上げのきっかけやターニングポイントなどについてインタビューする番組なんですが、先日Wikipedia(ウェキペディア)の創始者であるジミーウェールズ氏が出演していました。(2月28日放送)

そこで情報の信用性について話がありました。

彼もWikipediaで情報の信用性をどう獲得するか悩んだ一人。どんな情報を発信するかは当事者にとってとても大きな問題にもなる。そこで彼は信頼できるかを判断する一つにその情報の「情報元(じょうほうもと」を重要視すると話していました。

「うわさ」がまさにそうですよね。うさわを聞いた時に、その情報がどこから流れているのかを信じる前に冷静になって調べることが本来正しいはず。

うわさと事実を混同しないようにしたいですね。

4. 番組をみて自分を振り返る

私自身もブログをはじめてもうすぐ1年。

はじめたきっかけは海外に移住したことで、自分が困った経験などをブログで共有し、少しお小遣い稼ぎもできればと思って始めました。

実際にはじめると、目的は大きく揺さぶられることも。人の役に立つ記事が書きたいと思う一方で、収益が気になることもあります。

ここがとても難しい。

収益が気になり始めると、「どんなことが役立つ記事か」より「どんな記事がたくさん読まれるのか」を考えることもありました。自分が本当に発信したいことよりもアクセスが増える記事を書こうと思ってしまうんですよね。

ブログの記事を書く目的は人それぞれ自由。

でもお金というのは結局は一時的なモチベーションにはなりますが、長くは続かない。人の役に立つ記事を書くことで多くのファンを作り、ブログを書くモチベーションは続くと思うのです。

5. おまけ:いい記事を書くために

ちょっとここはおまけです。

フェイクニュースの番組をみて、いい記事をもっと発信したいと思ったんですが、どうすればいかわからない。でも結局どんなことにしろ、スキルを上げるためには「場数を踏む」しかないんですよね。

私は最近料理にはまっているんですが、記事作りも料理に似ているなと思いました。

上手になるためのプロセスについて、料理と記事作りを比べるとこんな感じです。

  <料理上手になるためのプロセス> <いい記事が書けるようになるプロセス>
食べる人のことを考える(家族や恋人など) 読む人のことを考える
おいしいものを作りたいと意識する いい記事を書きたいと意識する
たくさん料理を作ってみる たくさんの記事を書いてみる
食べる人の反応をみる 読んだ人の反応をみる(PV数、コメント等)
作り方を変えてみる 記事を修正してみる
また新しい料理に作ってみる  また新しい記事を書いてみる

上を目指して、いろんなレシピから学ぶ

他の人の料理を食べてみる

上を目指して、いろんな本や方法を学ぶ

他の人の記事を読んでみる

場数をふみ、いいものを作ろうと意識すれば、少しずつ前進できるはず。

そう信じて今は精進したいと思います。

5.まとめ

いかがでしたか?

フェイクニュースからいい意味でいろいろ考えさせられました。普段からいろんなことにアンテナを貼って、自分自身の感性や意識も高めたいと思います。

お読みいただきありがとうございました!

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